さむ

作務と掃除について。
学生のとき、あるお寺で、堂内の掃除をしたことがあります。お坊さんは、掃除のことを作務(さむ)と呼び、掃除は汚れたところをきれいにする行為だが、作務はきれいなところを汚れないようにすることだと、掃除との違いを説明してくれました。

私は、家事の中では掃除が苦手です。ようやく掃除をするときは、部屋の中に綿ぼこりが目立っている頃で、床をふきながら、これは作務ではなくて掃除だなと、いつも思っていました。

気分転換に、最近、朝の出勤前に、部屋の掃除をしています。いつもより早起きして、あまり時間を気にせずにゆっくりと掃除するのです。二度寝の防止になるし、部屋はきれいになるし、良い気分です。

最近は仕事がひまなせいか、全体的に日常から勢いがそがれていました。職場では効率ばかりを追い求めているので、ひまが続くと、追いかける対象がなくなり、やる気までしぼんでいたのかもしれません。

しかし、朝の掃除を始めてから、元気が戻ってきたような気がします。職場の感覚では不必要なことを、効率を気にせずにやることが、役に立っているのだと思います。作務効果です。

すばらしい発見だと思い友人に伝えたところ、定年後のアクティブなおじさんの生活のようだ、と笑われてしまいました(特に、掃除の後に、体操をするところが)。
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by sunaogoto | 2005-11-09 23:14